国産品 酔夢譚

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ANA SFCカードのどれがお得でオススメか真面目に検討してみた

現在、ANAのSFC(SUPER FLYER CARD)カードのダイナースブランドを使っているが、最近の劣化(改悪)が著しい。年会費30,240円を活用しきっているのか見直す、いい機会でもあるのでどのANA SFCブランドがベストなのかを考えてみたい。

※今回は記事のタイトルにもあるように「お得さ」をモノサシとして検討した。

わたしがANA SFCダイーナスカードを使っている3つの理由

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数あるANA SFCのなかでダイナースブランドを選んでいる理由は、

  1. 日本で最初のクレジットカード会社が発行していること
  2. エンターテインメント(特に飲食)に強いこと
  3. マイルを貯めるのに強いこと(実質100円=1マイル)

の3点が主なものであった。このうち1.日本で最初のクレジットカード会社が発行していることは、直接的なメリットではなく応援的な意味合いであるので、けっこう大切に思ったりもするし消えることはない。また、2.エンターテインメント(特に飲食)に強いことは変わっておらず、銀座レストランウィークなどは実際に活用しておりとても重宝しているし、毎年毎シーズンとても楽しみにしているのである。

しかし、3.マイルを貯めるのに強いこと(実質100円=1ポイント=1マイル)などは改悪がはじまっている。現在、ダイナースカードには年間のANAマイル移行数には8万マイルまでという縛りがある。上記のレートで勘案した場合は単純計算で800万円の決済が同カードで必要となる数字なのだ。実際にはその他のキャンペーンやちょっとした小技があるのでもう少し決済額は少なくなるのであるが、それでも7〜800万円を一年間で決済する人はなかなかいないと思う。この上限8万マイルが、この12月21日から上限4万マイルまで下げられるのである。

※2018年12月21日から、年間移行マイル数の上限を80,000マイルから40,000マイルに改定します。

上記の例で言えば3〜400万円の決済分までしか移行できないことになるのである。ここまで下がると現実的な数字になり、ポイントが溢れてしまう人も出てくる水準となる。ダイナースカードのポイントシステムはマイルに換算するには良いのだが、それ以外の換算率は驚くほど悪い。6,000ポイントで2,000円の商品券と交換といった感じで、もう本当にビックリするくらい悪いのである。

※もう少しレートが良い交換例もあるが、ANAマイルのように1:1には絶対にならない。

お得ではなくなった例は他にもあるが、この記事の趣旨から外れるのでここではこれまでとする。

結論からいうと、ANA SFC アメックスゴールドかANA SFC VISA ゴールドの一騎打ちに

ANA SFCカードは現在10種類から選べるが、大別すると以下の3種類となる。

  • 一般カード
  • ゴールドカード
  • プレミアムカード

このうち一般カードは、年会費と得られるベネフィットが全く割に合っていないので論外だとして、ゴールドカード群とプレミアムカード群とを比較検討していきたい。

ゴールドカード群としては以下の5種、

  • ANA スーパーフライヤーズ ゴールドカード JCB
  • ANA スーパーフライヤーズ ゴールドカード VISA
  • ANA スーパーフライヤーズ ゴールドカード マスターカード
  • ANA アメリカン・エキスプレス スーパーフライヤーズ・ゴールド・カード
  • ANA ダイナース スーパーフライヤーズカード

プレミアムカード群には以下の4種、

  • ANA JCBスーパーフライヤーズカード プレミアム
  • ANA ダイナーススーパーフライヤーズ プレミアムカード
  • ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード
  • ANAアメリカン・エキスプレス® スーパーフライヤーズ・プレミアム・カード

がある。全10種の年会費をまとめると以下の表のようになる。

種別 カード名 年会費(税込)
ゴールド ANA スーパーフライヤーズ ゴールドカード JCB 16,200円
ゴールド ANA スーパーフライヤーズ ゴールドカード VISA 16,200円
ゴールド ANA スーパーフライヤーズ ゴールドカード マスターカード 16,200円
ゴールド ANA アメリカン・エキスプレス スーパーフライヤーズ・ゴールド・カード 33,480円
ゴールド ANA ダイナース スーパーフライヤーズカード 30,240円
プレミアム ANA JCBスーパーフライヤーズカード プレミアム 75,600円
プレミアム ANA ダイナーススーパーフライヤーズ プレミアムカード 167,400円
プレミアム ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード 86,400円
プレミアム ANAアメリカン・エキスプレス スーパーフライヤーズ・プレミアム・カード 162,000円

この表をご覧になって、「167,400円!!馬鹿げてる!」と思われる方もおられるかもしれないが、実はそれ相応の見返りがあるクレカであったりもするから侮れない。もちろん、なかには単なる名誉というか所有欲を満たすだけのものもあるので、何事もしっかりと調べないとわからないものである。

わたしはまずは年会費として払う額は、30,000円程度までが好ましいという理由からプレミアムカードは諦めた。そのなかで先ほども挙げたANA ダイナーススーパーフライヤーズ プレミアムカードなどは167,400円の年会費を払ってもあまりあるメリット(実質利用額の3%ポイント還元等)があったのだが、今は改悪続きでそれらのメリットのほとんどが消えつつある。

結局は支払った年会費と得られる「お得さ」との比較(=コストパフォーマンス)になるが、ゴールドカード群で際立ったコスパを叩き出すのがANA スーパーフライヤーズ ゴールドカード VISAとANA アメリカン・エキスプレス スーパーフライヤーズ・ゴールド・カードなのだ。

前者は「マイ・ペイすリボ」の活用と紙の明細書を断ることで、年会費を11,340円(元は16,200円)まで下げることができ、後者はANA便のチケットを購入する場合のマイル積算数が2倍となるメリットがある。ANAで飛行機に乗りまくる出張族の方は断然ANA SFC アメックスゴールドにする価値があると言えるかと。

個人的には、ビジネスと飛行機に乗る機会はそれなりにあるが、必ずANAを使えるかというとそうでもなく、ここはやはり年会費がグッとお得になるANA SFC VISAゴールドが現実的な選択になってくるかなと考えている。

あとがき

読んでいただいてどうもありがとう♪ 冒頭ではダイナースカードの改悪をいくつか述べたが、これだけたくさんのクレカが発行されるなか、クレジットカード会社を運営していくというのは本当に難しいと思う。限られた手数料収入を何に使い、どう還元していくのかというのはそのカードの特色に直結していく。ダイナースカードは「お得」などというキーワードを望まない本当の富裕層が選択するクレカなのだと思うし、そういう人に選んでほしいという狭き門を進んでいるのだと考える。