国産品 酔夢譚

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甘くて美味しいハチブドー酒は、神谷バーゆかりの純国産果実酒

日頃は焼酎か日本酒がメインなわたしだが、最近好んで飲んでいるワイン(果実酒)がある。それがHACHI(ハチブドー酒)だ。先日、お邪魔した神谷バーで呑んで以来、その妙に懐かしい味にやられ、家でもヘビーローテーション中という次第。

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ハチブドー酒は、国産の甘くて美味しい果実酒(ワイン)

上の画像にあるように、ラベルには「Sweet Wine」という表記がある。その下には、甘味果実酒ともあるように、普通の渋い(もしくは酸味のある)ワインが苦手な方は、ぜひチャレンジして欲しい甘い味わいの果実酒である。アルコール度数は、通常のワイン(10%〜14%)と比較すると若干高めの14%であり、普通にガブガブと呑むとけっこう効くので要注意である。

ハチブドー酒の歴史は古く、販売元であるオエノンの公式ページによると、

明治14年に発売以来、一世を風靡した「蜂印香竄葡萄酒」。「ハチブドー酒」はその伝統を受け継ぐお酒です。爽やかな甘さと深い味わいが特長です。

赤玉ポートワインの名称で年配の方にはお馴染みの、サントリーの赤玉スイートワイン(明治40年発売)よりも歴史があるというのは驚きである。ポートワインとは、本来はその名前の通りポルトガル産のワインの意味である。ポルトガル北部にある港町ポルト(ポートは英語読み)から出荷されるワインで、やはり甘味がありアルコール度数が高いことが特徴である。

ちなみに、ハチブドー酒の親のような存在である香竄葡萄酒は今も販売されており、公式ページによると、

ローヤルゼリー、ドクダミ、蓬、カリン、ビワ、イチョウなど25種のエキスを配合しました。ほんのりとした甘みと爽やかさが香る味に仕上げました。

わたしはこちらも試してはみたけれど、一種独特の癖がある味わいにちょっと敬遠している。身体にはいいんだろうけどね。それだったら養命酒でもいいかもと思うわけで。

ハチブドー酒や赤玉ポートワインは、なぜ甘いのか?!

これはサントリーやオエノンの公式ページも書いてあるが、当時(明治時代)の日本人の嗜好としてワインの味わいは馴染みがないもので、なかなか浸透しなかった。そのため神谷バーの創設者である神谷傳兵衛氏がハチミツや漢方を混ぜることで、日本人にも合う甘味果実酒としたのがはじまりのようだ。

サントリーも同じような経緯で赤玉ポートワインを販売しはじめたがこちらは、センセーショナルな広告もあいまって国民的なお酒になったことは周知のとおり。それ以来、サントリーはマーケティングに優れ、広告がうまい会社としても知られるようになるが、その出世譚はこの赤玉ポートワインといえるのではないだろうか。

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ハチブドー酒で楽しむ銀英伝風ホットパンチ

逆に辛口のサッパリとした味わいを好む方には、どうにも合わない感じがするかもしれない。しかし、ぜひ試して欲しいのがこの時期のホットパンチ。わたしは単純にハチブドー酒をお湯と1:1で割って呑んでいるが、これがちょうどいい感じのアルコール感、甘さ具合なのだ。

銀河英雄伝説でユリアンがヤン・ウェンリーに作ってあげたあのホットパンチ風の寝酒が気軽に楽しめる。。。かも。あちらはワインにお湯、そしてリンゴ、シナモン、砂糖など様々な材料を、よくわからない比率(ユリアンスペシャルだからね)で混ぜ合わせなければならない。ハチブドー酒は、手間なくその雰囲気を味わえる素晴らしいお酒だと個人的には思っている。

あとがき

読んでいただいてどうもありがとう♪ 寝酒にいいと書いたが、あまり呑み過ぎると眠りは確実に浅くなるので、睡眠導入剤的な目的で呑むのであればお猪口にいっぱいくらいにとどめるのが一番いいかな。何よりもオススメは上に書いたお湯割だけど、夏場は炭酸で割っても美味しいのではと今から楽しみだったりする。