国産品 酔夢譚

国産品を応援するブログです

子供に何かを残すため投資ポートフォリオを考えてみた

投資についての本やサイトを読むと、「卵はひとつのカゴに盛るな」や「分散投資とポートフォリオ」といった考え方がよくでてきますね。

それらはある一面においては正しいということを、わたしもこれまでの投資経験で思い知っています。しかし、こういった視点で自分の資産運用を考えてみたことはないなと思い至り、今回は「子供に何かを残す」=「できるだけ安全」という観点から投資ポートフォリを考えてみたいと思います。

f:id:koku3:20180501202028j:plain

巷間でよく言われている財産を三分割する手法を考えてみると

例として100万円の流動資産があるとして、それらを三分割してみましょう。

流動資産の40%を現金預金とします。 うち、すぐに使えるお金として10万円は手元(タンス預金)に置いておきます。災害時などには、現金があった方がいいかもしれませんから。残りの30万円を定期預金で運用することにします。

流動資産の30%を株式投資とします。 国内・国外比率は問わないとしたいところですが、ここでは国内100%でいきます。為替変動リスクを考慮するのが面倒だというのが大きな理由です。

残りの30%を外貨投資とします。 ここが積極運用の枠となりますね。

それぞれのリターン期待値を想定すると、どうにもならない実態が見えてくる

外貨投資の30%部分がよく見積もって10%成長すれば、全体の3%増えるということです。 株式投資の30%部分を5%成長させるのは大変ですが、達成できたとすれば全体の1.5%増要因となりますね。残りの40%である現金預金(定期預金)部分は考えなくてもいいくらいの成長。イマドキの定期預金金利はよくて0.2%ですから。。。

整理するとこんな感じですね。

種別 金額 利回り 増加分
現金(タンス)預金 10万円 0% 0円
現金(定期)預金 30万円 0.2% 600円
株式投資 30万円 5% 15,000円
外貨預金 30万円 10% 30,000円

これだとかなり厳しいということがわかるかと思います。100万円を分散投資すると、一年後に戻ってくるのは104.5万円くらいになるわけですから。「これを20年くらい積み重ねていけば・・・」などとFPの方はおっしゃいますが、なかなか夢がない数字になっていますね。

タネ銭が少ないうちは分散投資など考えなくてもいいのか

だからと言って100万円全てを外貨投資にまわせば10%成長なので10万円像になる。というほど世の中甘くはありません。リターンが大きいものはリスクも大きいのです。下手をするとというか、50%以上の確率で10万円以上の損失を出すことがあり得るのです。そもそも世に出ている商品たちで実際に選択できるのは、「ハイリスク・ハイリターン」か「ローリスク・ローリターン」の商品が多いのです。

「ローリスク・ローリターン」の典型例としては、定期預金ですね。資産を毀損することはないのでしょうが、上にも書きましたようにせいぜい年率0.2%程度の利回りに甘んじなければなりません。100万円を一年間預けてその利息が2,000円ですから少し高いランチを食べたら無くなります。

「ハイリスク・ハイリターン」の商品例としては、石油をはじめとするコモディティ。最近は直接、商品先物取引をやらなくてもファンドを買うことで誰もが手軽に参加できる環境が整っています。ここで口を酸っぱくして言っておきたいのは、誰もが手軽に参加できるだけで、誰もが簡単に儲かるわけでは決してないということです。原油のブルファンドとベアファンドの値動きとチャートを見ればそれは一目瞭然かと思います。

あとがき

読んでいただいてどうもありがとうございます♪この記事を書いてみてよーくわかったのが、お金がない状態から増やしていくのは難しいということ。毎年100万円ずつ作っていくのがそもそも難しい!

はじめのうちは運用など考えずにコツコツと定期預金でもして、タネ銭をある程度まで膨らませた方がいいかもしれません。年間5万円の利息を死にものぐるいで達成する労力(外貨で10%達成ってけっこう難易度高いです)を考えると、サラリーマンの方であればその労力で残業をしたり勉強をした方が活きるかもしれませんね。